体幹トレーニングをしているのに「使えない」理由・ 競技歴6年目以降のアスリートが伸び悩む本当の原因
こんにちは。
トレーニングスタジオはるかぜの佐野雅俊です。
今回は、
「体幹トレーニングはしているのに、
競技になると使えない」
そんな悩みを抱えているアスリートに向けて
お話しします。
特に、
・競技歴6年目以上
・基礎筋力・基礎体力・基礎競技力は
すでに身についている
・それでも試合で安定しない
このような選手には、
強く当てはまる内容です。
体幹トレーニングをしているのに、
なぜ試合で崩れるのか?
現場でよく聞く声があります。
・プランクもできる
・腹筋・背筋も鍛えている
・体幹トレーニングは継続している
それなのに、
・スピードが上がると崩れる
・相手が来た瞬間にバランスを失う
・試合になると再現できない
この状態になると、
多くの選手がこう考えます。
「もっと体幹を鍛えないとダメなんだ」
ですが、
問題は「体幹が弱いこと」ではありません。

原因は
「筋肉をつけて終わっている」こと
結論から言うと、
体幹トレーニングで
筋肉をつけたところで止まっている
ことが、最大の原因です。
多くの体幹トレーニングは、
・止まった状態
・決まった姿勢
・決まった負荷
つまり、
「筋肉を鍛えること」
自体がゴールになっています。

トレーニング後は、
・今日は効いた
・体幹が強くなった気がする
・自信がついた
そう感じることも多いでしょう。
これは決して間違いではありません。
ただし、競技では
・動きながら
・相手がいて
・予測不能な状況の中で
体をコントロールし続ける必要があります。
ここで抜け落ちているのが、
「体を扱うためのトレーニング」です。
「使える体幹」とは何か?
では、体幹が使えている状態とは
何でしょうか?
腹筋が固いこと?
姿勢がきれいなこと?
力が入り続けていること?
どれも違います。
使える体幹とは、
動きの中でバランスを保ち、
コントロールできる体のことです。
具体的には、
・力を入れっぱなしではない
・抜くところは抜ける
・必要な瞬間に支えられる
・次の動きへすぐ移れる
この状態が「動ける体幹」です。
筋肉があるだけでは、
この感覚は身につきません。
見落とされがちな「正しい練習の順番」
多くの選手は、
次のような流れで練習しています。
・体幹トレーニング
・すぐに技術練習
もしくはその逆です。
しかし、実はこの間に
最も重要なステップが抜けています。
正しい順番はこうです。
①トレーニング(筋力・体づくり)
②体のコントロール練習
③技術練習
この②が入ることで、
体幹は一気に「使える状態」になります。
体のコントロール練習とは?
体のコントロール練習とは、
「自分の体を思った通りに扱う練習」です。
ゆっくりした動きから始め、
・どこに体重が乗っているか
・今、どこが支点になっているか
・どこを使い、どこを抜いているか
これを 動きながら確認できる状態 を
作っていきます。
ここができると、
技術練習の質が大きく変わります。
なぜなら、
・なんとなく
・感覚頼り
ではなく、
ひとつひとつ納得した状態で、
確かな技術を積み重ねられるからです。

技術練習の意味が変わる
この順番で練習すると、
技術練習は次のように変わります。
・再現性が上がる
・修正が早くなる
・試合で崩れにくくなる
その結果、
試合で結果につながりやすくなります。
ここまで来て初めて、
体幹トレーニングは
「競技につながるもの」になります。

まとめ|伸び悩んでいる選手へ
・体幹トレーニングをしているのに使えない理由
→ 筋肉をつけて終わっている
・本当に必要なのは
→ 体をコントロールする練習
・正しい順番
→ トレーニング
→ 体のコントロール練習
→ 技術練習
もし今あなたが、
・伸び悩んでいる
・この先どう成長すればいいか分からない
そう感じているなら、
体の使い方を見直すタイミングかもしれません。
トレーニングスタジオはるかぜでは、
・分かっているのにできない
・感覚はあるのに試合で再現できない
そんな中堅アスリートが、
どんな状況でも実力を発揮できるように、
ボディコントロール強化に
特化したプログラムを提供しています。
スタジオに通えない方には、
オンラインでのブログラムを提供しています。
現役アスリートとしての時間は、
限られています。
悩んでいる時間が長いほど、
競技人生は短くなってしまいます。
体の使い方や動き方で悩んでいるなら、
お一人で悩まず、
まずはご相談ください。
私たちと一緒に、
「練習でも試合でも同じ動きを出せる状態」を
整えていきましょう。
ボディコントロールの詳しい解説は
ボディコントロールとコーディネーションについては、こちらからご覧いただけます。
トレーニングスタジオ はるかぜ
代表 佐野雅俊
高校卒業後、社会人を経て競技の世界に入り、
プロ競技者として活動。
競技レベル向上を目的に複数のトレーナーや
コーチから指導を受ける中で、
成績のムラや極端な好不調の波に悩み、
スランプを経験する。
動きを根本から見直すため
独学で解剖学を学び、
身体のバランスと動作メカニズムを
徹底的に研究。
調子や感覚に左右されず、
自分で身体をコントロールするための
運動方法にたどり着く。
競技経験と検証を通して得た知見をもとに、
「持てる力を最大限に発揮できるボディコントロール」
を佐野美由紀と共に体系化。
現在は、
競技スポーツに本気で取り組む
アスリートを対象に、
成績の波や動きの再現性に悩む
選手のサポートを行っている。
<略歴>
・JBDFプロダンスインストラクター
・指導歴25年以上
・のべ指導人数30,000人以上
・医療・介護現場での身体機能サポート実績あり。
・脳梗塞後遺症のリハビリ担当
・学生時代:陸上競技(3000m・3000m障害)

